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> 仮想メモリを最適設定する
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仮想メモリを最適設定する
■ 仮想メモリ領域がCドライブ以外に作成されるように設定を変更する
Windowsにはメインメモリの容量が不足すると作業データを一時的にHDDに退避し、搭載されているメインメモリ容量以上のメモリ容量を使用できるようにする機能があります。
このHDD上に一時的に設定されたメモリ領域を「仮想メモリ」と呼びます。
仮想メモリ機能はメインメモリの容量が不足した時に自動的に切り替わってくれる便利な機能です。
しかし仮想メモリはWindowsXPの標準設定では Cドライブに作成されるため、Cドライブへのアクセスが増加したり容量が圧迫されるなどしてシステムが不安定になるなどの影響も考えられます。
そこで仮想メモリの設定を変更して仮想メモリ領域がCドライブ以外に作成されるようにして、システムの安定化を図りましょう。
■ 仮想メモリの設定を変更する
仮想メモリの設定は、「システムのプロパティ」の「詳細設定」タブ内にある「パフォーマンス」の項目の「設定」をクリックします。
次に「パフォーマンスオプション」の「詳細設定」タブを選択し、一番下部にある「仮想メモリ」項目の「変更」をクリックすれば、仮想メモリの設定を変更するウィンドが開きます。
その後、以下の手順で仮想メモリの設定を変更していきます。
(1)ドライブ」ウィンド内から「C:」を選択
(2)「ページングファイルなし」をチェックして「設定」をクリック
これでCドライブに設定されている仮想メモリが停止できました。次にDドライブに仮想メモリ領域を作成する設定を行います。
(3)ウィンド内から「D:」を選択
(4)「システム管理サイズ」をチェックして「設定」をクリック後、一番下の「OK」をクリック。
Windowsまかせではなく自分で仮想メモリのサイズを決定する場合、「カスタム」にチェックを入れて、仮想メモリの初期サイズと最大サイズを決定します(詳しくは下記「仮想メモリの最適な容量設定」参照)。
上記の図ではEドライブに仮想メモリを設定していますが、WindowsシステムがあるCドライブ以外ならどのドライブでも構いません。
(5)全ての設定が終了後、再起動を求めらるのでPCを再起動する。
これで仮想メモリ領域はCドライブからDドライブに設定変更が完了しました。
■ 仮想メモリの最適値
仮想メモリを設定する時、Windowsに最適な仮想メモリサイズを決定させる「システム管理サイズ」の他にもうひとつ、
ユーザーが任意にメモリサイズを決定するカスタムサイズというものがあります。
WindowsXPの標準設定では、搭載されているメインメモリ容量の1.5倍の容量が自動的に「初期サイズ」として作成され、最大サイズは3倍までが最適とされています。
しかし仮想メモリサイズをユーザーが任意で設定する場合、上記の標準設定通りに行うのではなく、以下のことを覚えておけばより大きなパフォーマンスの向上に繋がります。
■ メインメモリ容量が2GB以上の場合、仮想メモリは設定しなくてもいい場合がある
■ 断片化を防ぐため、仮想メモリの初期サイズと最大サイズの値は同一にしておく
搭載しているメインメモリの容量が2GB以上の場合、仮想メモリを設定しなくても(容量が0MBでも)PCは問題なく動作します。
しかしWindows自身常に仮想メモリ を併用して動作するものであり、アプリケーションの中には仮想メモリが設定されていないと動作しないものもあるので、もし何らかの不具合が生じるようなら、すぐに仮想メモリを適切な値に設定し直すようにしましょう。
もし仮想メモリを設定するなら、初期(最小)サイズと最大サイズは搭載メモリの1.5倍から3倍までの間で、両方とも同一の値にするように設定しましょう。
そうすれば使用する仮想メモリの容量が変動することによる断片化の発生が最小限に防げるため、PCの余計なパフォーマンス低下を抑えることができます。
仮想メモリ容量に入力する値は、下部に表示されている「推奨」の値を入力しておけば問題ありません。
しかしネットなどで紹介されている仮想メモリの最適値設定の説明の中には、最大サイズは4000程度にしておいた方がいいという説明や、初期サイズと最大サイズを同一にしなくても特に問題はない、仮想メモリはやはりCドライブのままの方が高速などの説明も多くあります。
ただPCの設定(特にシステムに関するもの)は個人のPC環境によって大きく変わってくるものなので、これらの説明のどれが一番ベストなのかは人によって変わってきます。
PC初心者のうちは取りあえず最も無難に、
■ 仮想メモリ領域をCドライブ以外のドライブに作成する
■ メモリ領域容量は「システム管理サイズ」を選択してWindowsに自動的に設定させる
以上を選択しておけば、大きな問題は起こらないかと思います。
そしてPCスキルを上げて中級者、上級者になってから、色々な設定を試してみて自分のPCに最適な設定を見つけるようにしましょう。
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