レジストリ

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レジストリ

■ Windowsの時刻表「レジストリ」

　レジストリとはよくWindowsの「時刻表」に例えられている通り、PCの全体の動作を決定するための非常に重要なもので、

　あらゆるシステムやアプリケーションなどの設定情報を記録するデータベース

　として機能しています。レジストリはOSの中でもWindowsだけが持つ各種設定の管理方法で、Windows 95以降から実装されています。

　レジストリができる以前のWindowsのシステムやアプリケーションの設定は、それぞれが作成する拡張子「.INI」ｍｐ「INIファイル」という設定ファイルによって管理していました。
　しかしそれでは膨大な数の設定ファイルができてしまうため、PCで使用するあらゆる設定ファイルを一元管理するために作られたのが「レジストリ」です。

　通常レジストリはユーザーが直接変更を加えたりすることはなく、Windowsの設定に変更があった時や、新しいアプリケーションソフトをインストールした時などは、自動的にレジストリの内容も更新されるようになっています。

　しかしレジストリは「レジストリエディタ」を用いることで、必要に応じてユーザーが任意に内容を編集することも可能です。レジストリエディタは以下の方法で起動できます。

　■ スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択
　■ 指定ファイル名に「regedit」と入力して「OK」を選択

　レジストリをユーザーが直接編集することで、通常では不可能なカスタマイズを行ったり、トラブルを修正したりすることができます。

■ レジストリは下手にいじらない

　レジストリはPCのあらゆるシステムやアプリケーションの設定データを一元管理しているため、レジストリを操作すれば普通ではできないようなカスタマイズも可能になります。

　しかし注意したいのが、下手にレジストリを編集して設定データに変更を加えてしまうと、

　PCが正常に動作しなくなり、最悪システムが起動さえしなくなります！

　レジストリはWindowsの「時刻表」に例えられている通り、Windowsなどのシステムや各種アプリケーションはレジストリを参照して全体の動作を決定しています。
　そのためレジストリがおかしくなってしまうと、システム全体に重大な支障を来たし、様々な不具合が出る可能性があります！

　そのためレジストリの編集自体は誰でもできるようになっていますが、

　PC上級者以外は下手に変更を加えない方が無難です。

　しかしウイルスの感染などで、どうしてもレジストリを編集しないといけない事態は起こりえますので、そうした場合は説明書などをしっかりと熟読し、間違った操作をしないように細心の注意を払って作業するようにしましょう。

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