ドライバ

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ドライバ

■ PCに周辺機器を正しく認識させるためのソフトウェア

　ドライバとは、PCの周辺機器（デバイス）を制御して正しく動作させるためのソフトウェアのことで、正式には「デバイスドライバ」と呼びます。

　周辺機器は単にPCに接続しただけでは、PCがどんな機器が接続されたのかを理解できないため使用できません。そこでPCにデバイスドライバをインストールしてあげることで、

　PCは周辺機器を正しく認識し、正常に動作させることができるようになります！

　つまりデバイスドライバとは、いわばPC（正確にはOS）と周辺機器の橋渡しをして、周辺機器を正しく動作させるためのソフトウェアなのです。

　このようにデバイスドライバは周辺機器を増設する時になくてはならない重要なもので、どんな周辺機器を購入しても基本的に必ずCDなどの形で付属しています。

■ デバイスドライバのインストール手順は様々

　デバイスドライバのインストールの手順は、周辺機器によって様々です。ドライバのインストールに失敗すれば周辺機器の誤動作や故障に繋がる恐れがあるため、

　ドライバのインストールは必ず説明書通りに行うようにしましょう！

　周辺機器によってはPCに接続する前にドライバをインストールしたり、PCに接続した後でインストールしたりするなど、いくつかの手順があります。
　手順は機器によって変わりますので、決して適当に作業したりせずに、付属の説明書やインストール用CDの案内通りにインストール作業を行うのが基本中の基本です。

　もしこの手順を間違えてインストールに失敗してしまうと、周辺機器は正常に動作しなくなってしまいますので、ドライバのインストールは慎重に行うようにしましょう！

■ ドライバのインストール不要の「プラグアンドプレイ」

　周辺機器の中にはHDDやUSBメモリなどのように、デバイスドライバをインストールせずに使用できる、ドライバ不要のものがいくつかあります。

　正確にはこれらの機器にもドライバは必要ですが、こうした機器のドライバはOSに標準で組み込まれているものを使用しているため、別途インストールする必要がないだけです。

　このように別途インストールする必要がなく、PCに接続しただけで必要なデバイスドライバが自動的に適用されて使用可能になる機能のことを

　「プラグアンドプレイ（Plug and Play ： PnP）」機能と呼びます。

　プラグアンドプレイに対応している周辺機器はPCに接続するだけで使用できるようになるため、デバイスドライバのインストールの手間がなく大変便利です。
　しかし全ての周辺機器のデバイスドライバをOSが標準で搭載するのは難しいため、多くの周辺機器ではやはり別途デバイスドライバのインストールが必須になっています。

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