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システムの復元を活用する ■ 「システムの復元」で正常な頃のシステム状態に戻す 　Windows XPには「システムの復元」という、システム状態を正常な頃のものに戻すためのツールが標準でインストールされています。 　これは自動、あるいは手動で過去のシステム状態を保存しておき、 　システムに異常が発生した場合、過去の正常なシステム状態に復元できる 　という便利な機能です。 　システムの復元があれば、何らかの理由でPCが正常に動作しなくなったりした場合でも、正常な頃のシステムに戻してPCの状態を正常に戻すことができます。 　システムの復元は 　■ 全てのプログラム ＞ アクセサリ ＞ システムツール ＞ システムの復元 　から起動・実行することができます。 　後はウィザードの選択肢通りに作業を進め、システムの復元に用いる復元ポイントを指定するだけで、自動的にシステムの復元が行われます。 ■ 復元ポイントを作成する システムの復元に使用する復元ポイントはシステムが自動的に作成する以外にも、 　ユーザーが手動で任意に作成することも可能です。 　システムの復元ポイントには 　■ PCがスケジュールに従って自動作成する「システムチェックポイント」 　■ 特定のプログラムインストール時に自動作成される「インストールの復元ポイント」 　■ ユーザーが手動で作成する「手動の復元ポイント」 　以上の3種類があり、PCが自動作成するシステムのチェックポイントは、 　■ マイコンピュータ上で右クリック ＞ システムのプロパティ ＞ 「システム復元」タブ 　からHDD別に、システムの復元の有効／無効や、HDD容量に対してどれぐらいの量の復元ポイントを保存するかなどの詳細を設定可能です。 　手動で復元ポイントを作成する場合はシステムの復元を起動し、「復元ポイントの作成」を選択します。 　復元ポイントは自動保存を無効にしていない限りシステムが自動的にチェックポイントを保存しますし、特定のアプリケーションなどをインストールした際にも保存されます。 　ですがシステムに重要な変更を加えるなどの作業の前には、万が一に備えて手動で復元ポイントを作成しておくと安心です。 【デフラグで断片化を解消】 前へ 次へ 【レジストリのメンテナンス】

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