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デフラグで断片化を解消
■ デフラグで断片化を解消し、HDDの読み書き速度を向上する
デフラグとは「デフラグメンテーション」(defragmentation)の略であり、「最適化」とも呼ばれます。デフラグはHDDなどに記録されてある
データの断片化(フラグメンテーション)を解消するためのツールです。
HDDなどは何度もデータの読み書きを繰り返していると、記録されるデータの配置が不連続になり、結果としてデータの読み書き速度が遅くなってしまいます。
例えば本棚に10巻あるシリーズの本を収める場合、10巻分のスペースがあればそこに全部まとめて収納できます。
しかし10巻分のスペースがない場合、空いているスペースに巻を分けてばらばらにしまうことになり、後から探したりするのが大変になります。これが「断片化」です。
デフラグはこの断片化したデータを再配置することで記録データを整理し、データの読み書き速度を向上させるために行います。
デフラグは、
■ 対象ドライブ上で右クリック > プロパティ > 「ツール」タブ > 「最適化する」
■ 全てのプログラム > アクセサリ > システムツール > ディスク デフラグ
などから起動・実行できます。
■ 事前に対象HDDを分析し、最適化するかどうかを判断する
デフラグツールを起動すると、「分析」と「最適化」というボタンがあります。「最適化」とは実際にデフラグ作業を実行するためのボタンで、「分析」とは
HDDを分析し、デフラグ作業が必要かどうかを判断するためのツールです。
デフラグ前に分析作業を行うことで、本当にそのHDDがデフラグの必要があるかどうかを判断できます。対象HDDを選択し「分析」を選択すると、
以上のように最適化が必要か不要かを示す画面が表示されます。
もし対象HDDを分析して「最適化してください」と表示されれば実際にデフラグを行う必要があります。
しかし「最適化する必要はありません」と表示されたHDDは、現在のところ目立った断片化が起きていないため、デフラグ作業をする必要はないと判断できます。
■ デフラグ作業を行う前にはアプリケーションを終了する
デフラグを行う前には、
デフラグツール以外のアプリケーションを全て終了するようにしましょう。
もしデフラグ中に他のソフトウェアがHDDにアクセスした場合、そこで一時デフラグ作業は中断されてしまい、デフラグが完了するまでに余計に時間がかかってしまいます。
デフラグはそうでなくてもHDDの容量に比例して時間がかかる作業なので、余計な時間のロスやエラーを避けるためにも、デフラグ前には他のアプリケーションは全て終了するようにしましょう。
可能なら常駐ソフトも終了しておきたいところですが、XP以降のWindowsのデフラグならウイルスソフトが起動している程度ではさして支障はありません。
■ 頻繁なデフラグはHDDの寿命を縮める
デフラグはHDD全体をチェックして、断片化が起こっているデータを再配置し直すための作業です。つまりデフラグ作業中はHDD全体を高速動作させていることになるため、
HDDに非常に大きな負荷をかけています。
デフラグ作業を行うメリットには
■ 断片化が解消され、データの読み書き速度が向上する
■ 断片化したデータを探すためのHDDの余計な動作が減り、寿命が延びる
の2点がありますが、あまりに頻繁なデフラグはHDDに余計な動作をさせているのと同様の結果になってしまうため、
HDDの寿命を縮めてしまうことになりかねません。
よってデフラグ作業は事前に対象HDDの分析を行い、その結果でデフラグが必要かどうか判断するようにしましょう。
■ デフラグ作業は時間とHDD容量の余裕を持って
デフラグ作業を行う時は、HDDの空き容量と時間に余裕を持って行うようにしましょう。
なぜならHDDの空き容量に余裕が少ないと最適化がスムーズに行われにくくなり、そうでなくても時間のかかるデフラグ作業がさらに伸びてしまうからです。
デフラグ作業にかかる時間は、
対象HDDの総容量と、対象HDDの数、そして断片化の度合いに比例します。
またHDDの空き容量ですが、一般的には大体HDD総容量の10%程度の空き容量があればいいと言われます。これはデフラグだけでなく、Windowsのシステム動作も同様です。
デフラグを行う時は時間に余裕がある時を選び、HDDの空き容量は日頃から気をつけ、常に対象HDD総容量の10%程度の空き容量を確保するようにしましょう。
■ 夏場のデフラグは厳禁?
HDDは高熱に弱いため、
真夏のデフラグ作業は控えた方がいいと言われます。
なぜならデフラグ作業中はHDDが高速動作するため熱を持ちやすく、夏場だとHDD温度が非常に高くなりやすいからです。
もちろん空調のよく効いた部屋で行う分には問題ありませんが、デフラグを行う時は室内の気温などにも注意するようにしましょう。
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