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> 自動起動するCD/DVDの作成
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自動起動するCD/DVDの作成
■ Autorun.infを作成して自動起動するCD/DVDを作成する
ユーザーが作成したCD-RやDVD-Rでも、市販のCDやDVD同様に光学ドライブに挿入しただけで特定のファイルが自動的に起動するCDやDVDを作成できます。
自動起動するCD/DVDの作成方法は簡単で、CD/DVDを作成する時に、
「Autorun.inf」というファイルを作成して一緒に書き込むだけです。
Autorun.infとはテキストファイルの一種で、拡張子「.inf」とはセットアップ情報ファイルであることを示しており、「INFファイル」とも呼ばれます。
セットアップ情報ファイルと聞くと難しく聞こえますが、要はテキストファイルなので、メモ帳などで以下の方法で簡単に作成できます。
まずはメモ帳などのテキストエディタを起動して、以下の記述を書き込みます。
[Autorun]
open=autorun.exe
形式が決まっているので、記述内容は指定ファイル名など以外は全て半角英数字で書き込みます。
「open=」から右部分(上記では「autorun.exe」部分)は自動起動したいファイルやプログラム名を入力するため、対象パス(ファイル名)を入力して下さい。
これが自動起動させるためのAutorun.infの基本になります。これにさらに記述を加えていけば、さらに様々なことができるようになります。
次は上記の指定ファイルの自動起動に加えて、CD/DVD挿入時にマイコンピュータに表示されるアイコンを変更する記述を書き込んでみます。
[Autorun]
open=autorun.exe
icon=cddvd.ico
「icon=」から右部分(上記では「cddvd.ico」部分)に表示したいアイコン画像のパス(ファイル名)を入力します。
上記の記述を書き終えたら、名前を「Autorun.inf(autorun.infでも可)」にしてテキストファイルを保存します。これでセットアップ情報ファイルが完成しました。
後はこれをCD/DVDに保存したいデータと一緒に書き込むだけですが、書き込む際にいくつかの注意点があります。
■ セットアップ情報ファイルの名前は必ず「Autorun.inf(あるいはautorun.inf)」にする
■ Autorun.infやその他必要ファイルは必ずメディアのルート(一番上)に書き込む
■ 自動起動に指定できるのは、実行ファイルのみ
ルートとは簡単に言えばそのメディア内の「一番上」のことで、マイコンピュータなどからCD/DVDを開いて、すぐ表示される階層のことです。
早い話がフォルダの中にまとめて入れるのではなく、CD/DVDの直下になるようにして書き込むということです。
「自動起動に指定できるのは、実行ファイルのみ」については下記で説明していますので、そちらを参照して下さい。
以上の作業で自動起動するCD/DVDが完成します。一度CD/DVDを光学ドライブに挿入して、自動起動されるかどうかを確認しましょう。
■ 少し高度なINFファイルの記述で、右クリックメニューを拡張する
Autorun.infに以下の記述を追加することで、CD/DVDアイコンを右クリックした時に表示される
コンテキストメニューの拡張(追加)を行うことができます。
[Autorun]
open=autorun.exe
icon=cddvd.ico
shell\○○=readme
shell\○○\command=notepad.exe readme.txt
追加したのは4・5行目の
■ 「Shell\○○=readme」
■ 「shell\○○\command=notepad.exe readme.txt」
です。これらは2行1組のペアで扱う記述です。
「Shell\○○=」から右部分(上記では「readme」の部分)には、右クリックで表示されるコンテキストメニューに表示したい文字列を入力します。
「shell\○○\command=」から右部分(上記では「notepad.exe readme.txt」の部分)には、「Shell\○○=」で設定したメニューを選択した時に起動するファイルを指定します。
「○○」には任意の文字列(名前)を記入し、この部分は半角英数字でも全角のひらがなやカタカナ、漢字でもOKです。
「○○」は「Shell\○○=readme」と「shell\○○\command=notepad.exe readme.txt」の両方で同じ文字列を記入する必要があります(両方とも「menu」にするなど)。
また、拡張メニューにショートカットを設定することも可能です。
[Autorun]
open=autorun.exe
icon=cddvd.ico
shell\○○=readme(&R)
shell\○○\command=notepad.exe readme.txt
4行目の「Shell\○○=readme」の最後に「(&R)」を追加した記述です。このように「&」の後に半角英数字を記述すると、それがそのメニューのショートカットとして設定されます。
上記のコンテキストメニューを拡張する記述は、複数設定することも可能です。その場合2行1組として、記述した順番にコンテキストメニューに追加されていきます。
■ 自動起動・拡張メニューに実行可能ファイル以外を指定する方法
Autorun.infの自動起動を指定する「open=」と拡張メニューを設定する「shell\○○=」で指定できるのは、実行可能ファイルだけという制限があります。
実行可能ファイルとは、拡張子「.exe」のプログラムファイルのことを指します。
つまり自動起動や拡張メニューで起動するファイルに、自分で作成したテキストファイルなどは指定できません。
しかしそのファイル名の前にそのファイルを展開(実行)できるプログラムのコマンドを記述すれば、
自分で作成したファイルを指定することができます。
例えば自分で作成した「first,txt」を自動起動し、「readme.txt」を拡張メニューから起動できるようにしたい場合、以下のように記述します。
[Autorun]
open=notepad.exe first.txt
icon=cddvd.ico
shell\○○=readme(&R)
shell\○○\command=notepad.exe readme.txt
1行目の「open=」の記述右側には、指定したいファイル「first.txt」の前にテキストファイルを実行できるプログラムであるメモ帳のコマンド「notepad.exe」が追加されています。
同様に5行目「shell\○○\command=」の記述右側にもメモ帳のコマンド「notepad.exe」が起動したいテキストファイル「readme.txt」の前に追加されています。
コマンドとファイル名の間は半角スペースが入ります。
これで指定したファイルを、そのファイル名の前に指定したプログラムで自動起動して表示することができます。
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